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READYFOR presents オンラインシンポジウム
動物園・水族館のこれからを考える
〜動物・ファン・お金のエコシステム〜


2023年2月21日(火)13:00-16:40

オンラインセミナー(入退室自由/見逃し配信あり)

動物園や水族館がサステナブルであるためには、多くの課題に取り組む必要があります。
このシンポジウムでは、中でも3つのポイントに注目しました。1つ目は、より本質的な運営をしていくのに必要な「お金」をどうしていくか。次に、生き物たちが本来の姿を維持し生活できるかといった保全・福祉のこと。そして、館内・園内にとどまらず、いかに活動を外に広げていき、人々とのつながりを作り出していくのかという点です。
「これから」につなげる一歩を踏み出すために、有識者とともに議論をかわしていきます。

セッション概要

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Session1 / 13:00-14:10

お金の問題から考える
これからの動物園・水族館

最初に動物園学を専門としている佐渡友氏をむかえ、「動物園とお金」について基調講演を行います。その後、野毛山動物園の田村園長、男鹿水族館GAOの本川館長も交え、入園館料・公的財源・寄付といった財源について、また、各園館で実際に行われている特徴的な取り組みを伺いつつ、今後の動物園・水族館の展望について議論を重ねます。

登壇者

佐渡友陽一

帝京科学大学 生命環境学部アニマルサイエンス学科 講師
佐渡友 陽一

1973年生まれ、静岡市育ち。東京大学大学院総合文化研究科修士課程修了。博士(農学)。日本平動物園を含めた静岡市役所勤務を経て、2015年より帝京科学大学アニマルサイエンス学科にて動物観・動物園学研究室を担当。市民ZOOネットワーク代表理事。準認定ファンドレイザー。著書に『動物園を考える』(東京大学出版会、2022年)。

田村理恵

野毛山動物園 園長
田村 理恵

日本大学農獣医学部(現:生物資源科学部)卒業。
大手食品メーカーを経て、よこはま動物園ズーラシアのオープニングスタッフとして採用。ホッキョクグマ、ライオン、レッサーパンダ、鳥類等の飼育を経験し、教育普及係長、事業推進係長を勤める。
その後野毛山動物園の管理係長、横浜の3動物園(ズーラシア・野毛山動物園・金沢動物園)を調整する部門の調整係長を経て、現在は第21代野毛山動物園園長を務める。

本川博人

男鹿水族館GAO 館長
本川 博人

1976年生まれ。秋田県立男鹿工業高等学校卒業後、電子機器製造メーカーなどを経て、2004年に(株)男鹿水族館の施設管理担当スタッフとして入社。その後、総務、営業、展示関連業務を兼務し、2011年に副館長に就任。2016年より現職。

鈴木千里

READYFOR株式会社 / リードキュレーター / 准認定ファンドレイザー
鈴木 千里

キュレーターとして、これまでジャンル問わず200件以上のプロジェクトを担当し、約6億ほど資金調達をサポート。現在はリードキュレーターとしていきもの部門の立ち上げ、動物・生き物関係、自然環境に関するプロジェクトを主に担当。

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Session2 / 14:20-15:20

保全と動物福祉の現場から

種の保存や、飼育環境の向上など、「動物のため」を思って、動物園・水族館は何を行っていけるのか。多様な視点から考えるセッションを行います。
ここでは、のぼりべつクマ牧場の松本氏、天王寺動物園の棚田氏、また、カワスイ 川崎水族館の岩岡館長を迎え、それぞれの現場で具体的に行っていることを伺いつつ、限られた予算内で行っている工夫やアイディア、また、十分に資金があれば動物のために行いたいことなど、未来志向で語り合います。

登壇者

岩岡千香子

カワスイ 川崎水族館 館長
岩岡 千香子

1997年佐世保市亜熱帯動植物園の飼育員として主に大型動物を担当。
2000年よりさせぼパール・シー株式会社 西海国立公園九十九島水族館にて飼育企画展示をはじめ調査研究、環境教育等に取り組む。
現在、株式会社アイ・レジャー・エンターテインメントへ出向し、カワスイ 川崎水族館館長として就任。
これまでの経験を活かし、人も動物も生き生きとし、地元に愛される水族館を目指す。

棚田麻美

天王寺動物園 動物専門員
棚田 麻美

大学卒業後、水族館に飼育員として入社し、9年間、海生動物の飼育展示・アニマルトレーニングなどに従事した。その経験を生かして、現在は天王寺動物園 飼育展示課 飼育企画班に所属し、飼育動物のQOL向上に関する企画提案、来園者への教育普及等の業務等を担う。

松本様

のぼりべつクマ牧場 / 登別マリンパークニクス 獣医師
松本 直也

鳥取県生まれ。獣医師。帯広畜産大学卒。2013年よりのぼりべつクマ牧場に勤務し、動物課飼育係・トレーナー係・獣医係の係長を兼務。グループ会社となる登別マリンパークニクス(水族館)の診療にも従事しながら、クマの飼育、治療、研究活動、教育普及、企画、施設管理などの多岐にわたる業務に従事。国際的な動物福祉団体Wild Welfareとも連携し、飼育クマの福祉向上に注力する。

さらちゃん

READYFOR株式会社 /キュレーター / 准認定ファンドレイザー
渡邊 紗羅

立教大学文学部卒業。学生時代に子どもと他者の関係構築について興味をもち、認定NPO法人PIECESにインターン生として参加。PIECESで活動する中で、団体や個人の想いを広く世に届け、賛同者を募る手段としてクラウドファンディングに関心をもち、READYFORにインターン生として参加する。新卒としてREADYFORに入社後、准認定ファンドレイザー資格を取得。現在では主に文化・いきもの分野のプロジェクトを担当。

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Session3 / 15:30-16:40

支援者とのつながりがつくりだす
未来の動物園・水族館

クラウドファンディングを始めとする様々なマーケティング施策が、どのように支援者とのつながりを生んでいるのかを議論するこのセッションでは、水族館研究家の原澤氏による基調講演の後に、那須どうぶつ王国の佐藤園長、新江ノ島水族館の飯塚氏を迎えます。
お金を集めるという部分以外でクラウドファンディングがもたらした効果など、実体験を踏まえた議論が行われます。

登壇者

佐藤哲也

神戸どうぶつ王国・那須どうぶつ王国 園長
佐藤 哲也

東京都青梅市生まれ。群馬サファリパーク動物管理,姫路セントラルパーク飼育部長を経て,1999年に起業し,現在,神戸どうぶつ王国・那須どうぶつ王国園長,株式会社アニマルエスコートサービス代表取締役社長を務める。公益社団法人日本動物園水族館協会生物多様性委員会 委員長を務める他,野生動物保全繁殖研究会 会長,日本飼育技術学会 副会長を務める。 

飯塚一朗

株式会社新江ノ島水族館 ゼネラルマネージャー/ブランディングディレクター
飯塚 一朗

新江ノ島水族館の実務、人材育成及び館内のブランディングに関わる責任者として業務にあたる。他、企業大学等にて「アートと実務・生きる力」「ビジュアルコミュニケーション・生きる力」「企業理念の理解」などをテーマにワークショップ型人材育成研修を行う。ボランティアで中学生アメリカンフットボールチーム理事兼コーチを務める。中学生から社会人までを対象に理念を大切にする独自の視点で、現代若者の人材育成メソッドづくりにも取り組んでいる。

原澤恵太

水族館研究家
原澤 恵太

民間団体で法務、会計・税務、広告・広報など経営企画に関わる業務を担当。2018年に法政大学経営大学院(MBA)にて修士論文「水族館経営構造の体系化と持続的発展の考察」を執筆して卒業後、中小企業診断士、水族館研究家として活動。
経営学の観点から、水族館の持続可能なビジネスモデルを主な研究テーマとし、水族館関係者向けの講演や経営支援、帝京科学大学の非常勤講師として博物館学・水族館学の授業などを行う。

鈴木千里

READYFOR株式会社 / リードキュレーター / 准認定ファンドレイザー
鈴木 千里

セッション概要

名称

動物園・水族館のこれからを考える

場所

オンライン開催

日時

2023年2月21日(火)13:00~16:40

対象

クラウドファンディングに興味のある方
クラウドファンディングの実行を考えている方
動物園・水族館の運営に携わっている方
動物に関連する団体に所属されている方
動物福祉について興味のある方

視聴方法

本セミナーはオンラインでのライブ配信となります。配信ツールとしてはYouTubeを利用します。オンライン配信動画視聴方法につきましては、お申し込みいただいた方へのみ、YouTubeの配信URLをメールにてご案内します。見逃し配信をご希望の方も本ページよりお申し込みください。
当日2月21日(火)までにご案内メールが届かない方はお手数ですが (fundraising-is@readyfor.jp) までご連絡ください。

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