READYFOR presents 3DAYs Online Event
みらい病院シンポジウムvol.2
不確実時代をどう生き抜くか?病院経営の在り方、徹底解剖
2024.5.20(月)~5.22(水)3DAYS
※アーカイブ配信をご希望でしたら、READYFORイベント事務局
med@readyfor.jp までお問い合わせください
2024年4月の医師の働き方改革の施行、6月の診療報酬改定。様々な外的環境の変化が医療機関を取り巻いています。質を落とさず、より効率的に医療を提供する必要性など、医療業界には大きな変化が求められています。その一方で、物価や原材料費の高騰、超少子化による患者数の減少や医療スタッフの不足、そして突発的な災害への対応など、病院経営はさらなる困難に直面しています。
このような状況下で、病院経営の観点においても寄付の注目が高まっています。クラウドファンディングや寄付は、新たな資金を確保する手段としてだけでなく、地域とのコミュニケーションを深め、地域医療における自院の役割や存在意義を発信する重要な要素となっています。
本セミナーでは、業界のトップランナーをゲストに迎え、「働き方改革や病院DXの最新動向」「災害への備えと対応」「病院経営におけるクラウドファンディングや寄付の重要性」についてご経験に基づきながら、議論を深めていきます。
不確実時代を生き抜くため、病院経営に明日から活かせるヒントを。ぜひお楽しみください。
プログラム
DAY1 働き方改革 / DX
2024.5.20(月)15:00〜16:15
インターネット上には、様々なシステム/サービスのWebサイト、そして、各システム毎の導入事例が並んでいます。
一方、複数のシステムをどのようなコンセプトで、どのように組み合わせ、病院の業務効率化や患者さんのためになるIT活用を進めているのか、に踏み込んだ情報は意外に多くありません。
「単一のシステムがどうよいのかはわかった。しかし、当院には合うのだろうか?」そういった疑問をお持ちの医療機関様も多いのではないでしょうか。
今回は、IT活用を積極的に推進されている2病院様の事例にフォーカスを当て、コンセプトから深堀りしていきます。
見どころ
・働き方改革を受け、病院が取り組んだDX活用の実例
・DXで病院の実務はどう変わったか?
15:00~15:05 :オープニング READYFOR株式会社 医療部門 多田絵梨香
15:05~15:27:ご講演「人口減少が進む地方病院における働き方改革・医療DXの取り組み」
社会福祉法人恩賜財団済生会支部北海道済生会 事務局長 小樽病院 事務部長 五十嵐浩司氏
15:27~15:52:ご講演「多職種からなるIT推進センターが生み出す戦略的医療DX」
岡山旭東病院 IT推進センターCIO / 情報システム室 室長 榊原祥裕氏
15:52~16:07:トークセッション
16:07~16:15:質疑応答
登壇者
社会福祉法人恩賜財団済生会支部北海道済生会 事務局長
小樽病院 事務部長
五十嵐 浩司 氏
2000年北海道大学大学院地球環境科学研究科前期課程修了。民間企業を経て2010年済生会小樽病院入職。平成30年度より事務部長。令和6年度より北海道済生会事務局長兼務。
現在、全国済生会事務(部)長会副会長・情報システム部会リーダーを務め、DX推進・業務効率化ツールの横展開、アフターコロナの健全経営に向けて取り組んでいる。
公益財団法人操風会 岡山旭東病院 IT推進センターCIO / 情報システム室 室長
榊原 祥裕 氏
1998年に徳島大学総合科学部(英語学専攻)を卒業し、株式会社富士通香川システムエンジニアリング(現・富士通株式会社)に入職。医療担当SEとして大学病院、県立病院などへのシステム導入等を担当。2003年より岡山旭東病院勤務。システム管理者として数多くのIT案件、DX案件をリード。2018年より情報システム室室長。2021年よりIT推進センターCIO、法人本部IT戦略室長。
一般社団法人日本医療情報学会認定 上級医療情報技師。その他、岡山県医療情報技師会の会長を2017年の設立当初から2期6年務め、2023年からは副会長として運営をサポート。
DAY2 災害対応
2024.5.21(火)15:00〜16:15
2023年6月、愛知県東三河地域を襲った豪雨災害。そして、2024年元日、能登半島を襲った地震。本セッションでは、両災害の当事者となった2病院様にお話をいただきます。
毎年、日本列島の各地で自然災害が発生しております。「明日、自身が勤める医療機関が災害に見舞われるかもしれない」。そんなシナリオからは目を背けたくなりますが、災害時にも止めることができないのが「医療」です。
災害時にも医療を継続するため、そして、いざ災害に遭われた際に立ち上がるため、医療機関様がどのようなことに取り組まれているのかお話いただきます。
見どころ
・病院におけるBCP策定の在り方
・日頃から考えるべき災害への備え
15:00~15:05:オープニング READYFOR株式会社 医療部門 多田絵梨香
15:05~15:25:ご講演「豪雨・浸水被害を経験して」 総合青山病院 院長 小森義之氏
15:25~15:45:ご講演「病院は災害とどう向き合うか」恵寿総合病院 理事長 神野正博氏
15:45~16:05:トークセッション
16:05~16:15:質疑応答
登壇者
医療法人宝美会 総合青山病院 院長
小森 義之 氏
1984年 名古屋保健衛生大学(現 藤田医科大学)卒業。消化器外科入局
1997年4月 藤田保健衛生大学医学部 消化器外科 講師
2002年10月 藤田保健衛生大学医学部 消化器外科 助教授
2007年4月 大学病院にER設立し運営管理
2010年4月 地域救急医療学 教授
2012年4月 総合青山病院 外科、副院長
2015年4月 総合青山病院 院長
日本外科学会 専門医、認定医。日本消化器外科学会 指導医、専門医、認定医。日本臨床外科学会評議員、東海外科評議員 他
社会医療法人財団董仙会 恵寿総合病院 理事長
神野 正博 氏
1980年 日本医科大学卒
1986年 金沢大学大学院医学専攻科卒(医学博士)。金沢大学第2外科助手を経て、
1992年 恵寿総合病院外科科長
1993年 同病院長(2008年退任)
1995年 特定医療法人財団董仙会(2008年11月より社会療法人財団に改称、2014年創立80周年)理事長
2011年 社会福祉法人徳充会理事長併任
専門は消化器外科。全日本病院協会副会長、日本病院会常任理事、日本社会医療法人協議会副会長、石川県病院協会副会長、七尾商工会議所副会頭ほか。現在、厚生労働省において社会保障審議会医療部会委員、医師養成過程を通じた医師の偏在対策等に関する検討会委員を務める。
DAY3 医療と寄付
2024.5.22(水)15:00〜16:45
例えばアメリカの大学や病院では、卒業生による堅固な寄付基盤が築かれ、企業からのドネーションによる施設が院内に設置されるなど、研究や臨床に寄付を活用することは自然なこととして捉えられています。
日本ではこれまで、研究であれば競争的資金、臨床であれば診療報酬から必要資金は捻出する、という方向性のもと堅実に前進してきました。
一方で、国内の大学や病院でも、寄付を組み込むことに様々な価値を見出していただくことが増えてまいりました。本セッションでは既に寄付活用を進めている大学様・病院様よりお話をいただきます。
見どころ
・病院・大学が寄付収入を確保する意義とは
・クラウドファンディングは継続活用できるか?
15:00~15:05:オープニング READYFOR株式会社 医療部門 多田絵梨香
15:05~15:25:ご講演「倉敷中央病院の寄付とクラウドファンディング」倉敷中央病院 広報室 室長 稲田健太氏
15:25~15:50:ご講演「公式クラウドファンディングを活用しよう!〜大阪大学未来基金の寄付型CFについて〜」
大阪大学 共創機構渉外部門 中村麻貴氏
15:50~16:10:ご講演「大学病院の救命救急センターがクラウドファンディングを行う意義は?」
日本医科大学付属病院 救命救急科 部長 横堀將司氏
16:10~16:25:トークセッション
16:25~16:40:質疑応答
16:40~16:45:クロージング
登壇者
公益財団法人大原記念倉敷中央医療機構 倉敷中央病院 広報室 室長
稲田 健太 氏
2006年愛媛大学農学部卒、2008年愛媛大学大学院農学研究科修了。
地方新聞社でスポーツや事件事故などの記者職を経て、2013年に倉敷中央病院に入職。
地域医療連携室を経て2015年より広報室を兼務。
2016年に広報室係長、2018年より現職。
大阪大学 共創機構 渉外部門 特任学術政策研究員
クラウドファンディング学内キュレーター ファンドレイザー
中村 麻貴 氏
龍谷大学文学部哲学科教育学専攻(2001年)卒。2009年に「大阪大学未来基金」の発足に際し、1期生ファンドレイザーとして採用されたことをきっかけに、大阪大学ファンを広げるべく大学ファンドレイジングに従事。2018年にREADYFORと大阪大学にて提携したクラウドファンディングプログラムがスタートしたことを機に、クラウドファンディング学内キュレーターとしても活動。
これまでに20以上の阪大クラウドファンディングに伴走し、伴走したプロジェクトの成功率は100%を記録している。
日本医科大学付属病院 救命救急科 部長
横堀 將司 氏
1999年6月日本医科大学付属病院高度救命救急センター入職。
日本医科大学付属病院麻酔科、同多摩永山病院救命救急センター、東京災害医療センター脳神経外科、武蔵野赤十字病院脳神経外科等を経て、2010年10月から2013年9月まで米国マイアミ大学医学部脳神経外科客員研究員。
2013年10月日本医科大学救急医学教室講師、2018年4月同准教授、2020年4月から日本医科大学大学院医学研究科救急医学分野教授ならびに日本医科大学付属病院高度救命救急センター センター長、ならびに救命救急科 部長。
専門は脳神経外科救急、病院前救護、神経再生、幹細胞移植、脳低温療法、熱中症の基礎実験および臨床研究に従事。
セッション概要
名称
みらい病院シンポジウムvol.2
「不確実時代をどう生き抜くか?病院経営の在り方、徹底解剖」
形式
オンライン開催 (定員 500名)
日時
2024年5月20日(月) ~5月22日(水)
対象
・院長先生・事務長様など、病院経営に携わる方
・病院の広報に携わる方
・「働き方改革」「病院における災害対策」に関心のある方
・病院経営における寄付の取り入れ方に関心がある
視聴方法
Zoom配信(予定)
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主催
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