済生会banner_-01

病院の新たな経営・広報戦略!済生会に聞く、

法人全体でクラウドファンディングに取り組む意義

2024年1212日(木) 15:00~16:30   

オンライン開催
(Zoom・見逃し配信あり)

 
概要

この度、社会福祉法人恩賜財団済生会様とREADYFORで共催セミナーを開催いたします。

済生会様は全国規模での医療と福祉の統合的な提供を行い、特に低所得者や社会的弱者への支援に力を入れている公益性の高い社会福祉法人です。済生会様とREADYFORは2023年より業務提携しており、2024年10月までに臨床や地域福祉をテーマとした23のクラウドファンディングプロジェクトを公開し、平均2,000万円以上のご支援を集めていただいています。※寄付金額(平均)は2024年9月30日までに募集を終了したプロジェクトにて集計

本セミナーでは、
・済生会様が法人としてどのようなポリシーで医療を提供されているか
・上記の方針の中で、なぜクラウドファンディングを積極活用をすると決めたのか
・済生会様のどの病院が、どんなチャレンジを行っているのか
・病院が地域に提供している役割から描く、クラウドファンディングの理想形とは
などを、済生会法人本部様、実施病院様からお伝えいただきます。

済生会様がクラウドファンディングを通じて得られた知見を、法人全体、ご施設様それぞれの目線からお話しいただきますので、「新たな資金調達」「新たな病院広報」の可能性を考える機会として、ぜひご参加ください。

 

こんな方におすすめ

本セミナーは、広く病院の皆様のお役に立てるものと思いますが、特に、
・複数病院を傘下に持つ医療法人様
・公益性の高い医療を提供されている社会医療法人様、公立病院様、公益財団法人様
のお役に立てるかと存じます。

病院経営における新たな資金調達の手法を模索する皆様のご参加をお待ちしております。 

 

 
セッション

Session1

「法人としてなぜクラファンを活用すると決めたのか」

 

法人としてクラウドファンディングを活用する意義について、済生会・理事の松原先生、事業部次長の渡邉様よりお話を頂戴します。無料定額診療事業やソーシャル・インクルージョン事業といった社会貢献性の高い事業を推進される病院であるが故、補助金が入っているイメージも持たれがちです。しかし、実態としては独立採算を取ることが求められており、その中で資金調達手段の選択肢の1つとしてクラウドファンディングを活用いただいています。クラウドファンディングの活用背景や効果を伺ってまいります。

 

済生会理事 松原了

社会福祉法人恩賜財団済生会 理事
松原 了 先生

1974年に慶応義塾大学医学部を卒業後、同大学の外科学教室で勤務を開始。その後、1980年に国立松戸病院等の外科医長を経て、1984年に国立がんセンター運営部で企画室長を務める。厚生省にて老人保健課補佐や健康政策局の医療計画推進指導官、薬務局監視指導課長など要職を歴任し、各地の県衛生部長も務めた。2001年からは厚生労働省の関東信越厚生局及び中四国厚生局長として活動し、2004年からは独立行政法人国立病院機構理事(医療担当)を務める。2006年には社会福祉法人済生会常任理事となり、2011年に組織改正により理事として引き続き尽力している。

済生会本部 渡邉世祐 (2)

社会福祉法人恩賜財団済生会 事業部次長
渡邉 世祐 様

1986年に三井銀行(現三井住友銀行)に入行。国立支店、平塚支店、代々木支店、幡ヶ谷支店で融資・外国為替業務を行う。1999年に三田通支店に異動・社会福祉法人恩賜財団済生会に出向し、経営管理課長、経理課長、総務課長を歴任。2021年に総務部次長、2024年より事業部次長も兼任。

Session2

「『働きたい!』『通院したい!』と思われる病院を目指して」

 

三次救急を担う大規模な急性期病院様から、地域の高齢者・慢性期医療を担う中小規模の病院様まで、さまざまな病院でクラウドファンディングにご挑戦いただいています。それぞれの病院で、「どのようなテーマ(資金使途)で取り組むべきか」や「目標金額達成に向けてどのような取り組みや広報発信を行うべきか」には違いがあります。また、最近では「クラウドファンディングを通じて組織が活性化した」というご感想を多くいただくようになりました。これは本当なのか、なぜそう感じられるのか、ぜひご注目ください。

本セッションでは、済生会滋賀県病院様と済生会日向病院様にご講演いただきます。「働きたい」「通院したい」と思われる病院づくりの一助として、クラウドファンディングが果たす役割とは何か。
どうぞお楽しみください。

 

三次救急病院が取り組んだ事例 〜済生会滋賀県病院より〜

3106 (1)

社会福祉法人恩賜財団済生会滋賀県病院 総務課 課長
石原 大和 様

2004年に入職。医事課、総務課を経験し、2016年4月に施設課課長として拝命。建物管理、省エネルギー事業に取り組み、2022年4月には施設課と総務課が合併し、総務課課長として業務にあたる。新外来棟建設計画が進行中で、保育所建設や更衣棟建設が完了し、現在は、旧館の解体中であり、次年度からは新外来棟建設及び本館改修業務が始まる。また、第78回済生会学会・令和7年度済生会総会の事務局にも取り組んでいる。

地域に根ざす病院が取り組んだ事例 〜済生会日向病院より〜

済生会日向病院猪倉様_お写真

社会福祉法人恩賜財団済生会支部 宮崎県済生会日向病院 事務長
猪倉 裕永 様

1987年3月高知リハビリテーション学院卒業。民間の医療機関勤務を経て、1995年に社会福祉法人恩賜財団済生会支部宮崎県済生会日向病院リハビリテーション室入職。理学療法士として勤務する。2009年リハビリテーション室主任。2015年同技師長。2017年事務次長兼地域医療推進課課長。2018年日向病院事務長、訪問看護ステーションなでしこ日向事務長、宮崎県済生会居宅介護支援事業所事務長就任。現在に至る。

Session3 パネルトーク

 

済生会本部・事務部次長 渡邊様や、登壇病院様を交えたトークセッションを実施します。お申し込みいただいた皆様から頂戴したご質問に、トークセッション形式でお答えしてまいります。

<登壇者様>

  • 済生会滋賀県病院 総務課 課長 石原 大和 様
  • 済生会日向病院 事務長 猪倉 裕永 様
  • 社会福祉法人恩賜財団済生会 事業部次長 渡邉世祐 様

<司会>

多田さんプロフィール写真

READYFOR株式会社 医療部門 責任者
多田 絵梨香

東京大学経済学部卒業後、外資系製薬企業、医療系学会事務局、医療スタートアップ等で、法人営業・広報・事業開発・政策渉外等の業務を遂行。2022年、READYFOR株式会社に入社。現在は医療機関・学会・患者団体・医療関連企業等の新しい挑戦に、“資金“と”想い“をつなぐべく、ファンドレイジングコンサルタントとして、医療分野でのクラウドファンディング活用定着等を担当。

 
開催概要・プログラム
 
開催日時  2024年12月12日(木) 15:00~16:30(見逃し配信あり)
参加方法  ZOOM ※お申し込み後、ご参加用URLに関してメールにてご案内いたします。
参加費  無料
対象

 ・複数病院を傘下に持つ医療法人様
 ・公益性の高い医療を提供されている社会医療法人様、公立病院、公益財団法人様
 ・病院経営に関わる院長先生、事務部長様、経営企画室長様

※お申込いただいた方には、READYFOR社よりご案内メール等をさせていただく場合もございます。

  • 15:00~15:15: Session1「法人としてなぜクラファンを活用すると決めたのか。」
        ・社会福祉法人恩賜財団済生会 理事 松原了 先生
        ・社会福祉法人恩賜財団済生会 事業部次長 渡邉世祐 様
  • 15:15~15:55: Session2「『働きたい!』『通院したい!』と思われる病院を目指して」
       ・済生会滋賀県病院 総務課 課長 石原 大和 様
       ・済生会日向病院 事務長 猪倉 裕永 様
  • 15:55~16:15:パネルトーク
  • 16:15~16:25:質疑応答 
  • 16:25~16:30:クロージング
 
セミナー企画について
社会福祉法人恩賜財団 済生会
 

済生会は、明治44年に明治天皇の「済生勅語」を受けて創設しました。以来、医療を受けることが困難な困窮者に医薬を施すという「施薬救療の精神」のもと、医療・福祉が届きにくい人々への支援に、1世紀以上にわたり取り組んできました。
全国に83の病院をはじめ、400余の社会福祉施設等を有し、66,000人の職員が働く日本最大の医療福祉団体として、『施薬求療の精神』を具現化した、『生活困窮者支援の積極的推進』、『地域医療の貢献』、『総合的な医療・福祉サービスの提供』という3本柱の使命を掲げ、全国各地で医療・保健・福祉の総合的な事業・サービスを展開しています。
近年の複雑化、多様化する地域課題と向き合う中で、済生会は医療・福祉に留まらず、誰も排除されない社会を目指し、人と人のつながりを再構築するソーシャルインクルージョンのまちづくりへ活動を展開しています。
令和3年12月には、社会福祉法人として初めてジャパンSDGsアワード「SDGs推進副本部長(内閣官房長官)賞」を受賞。差別や分断の無い社会の実現に向けて、行政機関、企業、各団体と協力、連携しながら目標達成に貢献しています。

 

 
READYFOR株式会社

2011年3月より日本で初めてクラウドファンディングサービスを開始したスタートアップ企業です。クラウドファンディング事業の運営実績は10年以上あり、その他にも法人様向け事業、基金運営、遺贈寄付事業などの取り組みを推進しています。2017年ごろから医療機関様によるクラウドファンディングをサポートしており、全国各地約180の様々な法人格の医療機関様において「医業収入以外の新たな資金調達方法」「地域への病院の広報発信方法」としてご活用いただいております。(2024年10月時点)。

 
 申込
 
お問い合わせ先
 
READYFOR株式会社 医療部門 (担当:多田)
E-Mail:med@readyfor.jp 
 
社会福祉法人恩賜財団済生会 本部事務局 総務課(担当:樋口様)
E-Mail:s.higuchi@saiseikai.or.jp